著者は2020年4月現在育休中ですが、これから出産される方、すでに出産されて、産休手当が振り込まれるのを待っている方、
いつお金が振り込まれるのか気になりませんか?
私は死ぬほど気になりました。
手当が振り込まれない限り、どんどん貯金の額が減っていく・・・・
でも調べても調べても、詳しく書いてくれているブログは少ない・・・
なので、私の手当金の振り込みスケジュールと金額を公開いたします。
なお、
- 勤めている会社
- 人事部・労務部の動き、いつ手続きしてくれるのか
- 加入している健康保険組合
- 出産する病院で「出産育児一時金直接支払制度」があるかどうか
によっても、振り込まれる金額や時期が変わってきますので、あくまでも私の場合の参考例として、産休中、育休中で、まだ手当金の振り込みを待たれている方々に、少しでも励みになればと思います!
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1. 出産の際の手当の種類
大前提として、出産に関わる手当金は、ご自身(または配偶者)の所属する会社が加入している「健康保険組合」から出ます。
今回は、国民健康保険(個人事業の方などが加入されている健康保険)の話はせず、あくまでも、普通の会社員が普通に出産して産休を取った場合の話だと思っていただければと思います。
さて、出産の際にもらえる手当ですが、一般的には、
- 出産手当金
- 出産育児一時金
の2つがあります。
加入している健康保険によっては、他にもボーナス的に出ます!
実際、私の加入している「関東ITソフトウェア健康保険組合」では、上記以外に、
出産育児付加金
というボーナス的な手当も出ました!!!ので、後述します。
・出産手当金とは、いわゆる産休手当のこと
正式名称は、「出産手当金」と言いますが、世間一般では「産休手当」と呼ばれています。
産休についての詳しい記事は以下↓
一般的には、産前6週間、産後8週間のお休みがあり、
その期間のお給料のかわりとして手当が出ます。
手当金の計算方法ですが、こちらのサイトがおすすめです。
超ざっくりいうと、
(毎月の額面給与(税金などがひかれる前の給与)+ 通勤手当)÷ 30 × 2/3
くらいの金額が、一日あたりの産休手当としてもらえます。
額面給与:30万円
通勤手当:3万円
の場合、
(額面給与 30万円 + 通勤手当 3万円)÷ 30 × 2/3
=33÷ 30 × 2/3
=7333.33333・・・・
となり一日あたり7333円もらえる、ということになります。
・出産育児一時金とは、だいたい出産費用と相殺される42万円の手当
出産すると、42万円もらえるから、出産費用は意外に安くなるよ!
とよく聞くことがありますが、その42万円が、「出産育児一時金」という手当です。
正確にいうと、一般的には42万円ですが、双子以上の場合には、42万円×人数分 となります!
*妊娠4ヶ月(85日)以上の出産で、手当がもらえますので、死産、流産、早産、人工妊娠中絶の場合にも支給されます。
なお、一般的には42万円となりますが、産科医療補償制度に加入していない病院で出産した場合には、40万4000円となります。
・ボーナス級!各健康保険組合の手当もつく場合あり!!!
ここはすべての人に該当するわけではないですが、加入している健康保険組合によっては、付加金があります!
私の加入している「関東ITソフトウェア健康保険組合」は、なんと、9万円の付加金がありました!!!
この9万円めちゃくちゃおいしいですよね・・・
私も涙が出るくらい喜びました!
後述しますが、特にこちらから手続きしなくてOK!
他の手当と一緒に振り込まれますのでご安心を!
私はこの9万円は、使うことなく取っておき、ロボアドバイザー投資のさきがけであるウェルスナビと、とソーシャルレンディングの大手のクラウドクレジットに投資いたしました✨
クラウドクレジットは利回りが10%以上のものもあり、しかも1万円から投資ができるので、ハードルが低く始めやすいです。
クラウドクレジットで投資できる案件はこちらからご確認ください↓
自分の加入している健康保険が、こういった手当を出しているケースもあるので、ぜひご確認を!
参考までに、
「ジェイアールグループ健康保険組合」 70,000円
「東京都医業健康保険組合」 15,000円
「東芝健康保険組合」 20,000円
などの付加金があります!
2. 産休手当、出産手当の振り込みスケジュールはいつ?
それぞれについて、詳しいスケジュールを、私の実際の振込スケジュールを織り交ぜながら紹介していきます。
・手当金の振込スケジュール
- 2019.4.15出産日および入院日
手当の申請に必要な書類を病院に渡しました。
- 2019.4.20退院日
手当の申請に必要な書類を受け取りました。
- 2019.4.22書類の発送
会社宛てに手当の申請に必要な書類を送りました。
- 2019.5.31手当の振込
出産育児一時金、出産育児付加金、出産手当金が振り込まれました。
出産手当金:4/16~4/30分
- 2019.6.28手当の振込その2
出産手当金が振り込まれました。
出産手当金:5/1~5/31分
- 2019.8.20手当の振込その3
出産手当金が振り込まれました。
出産手当金:6/1~6/10分
・毎月月末に前月分の分が支払われた
→よく聞く出産4ヶ月ほどで一括振込ではなかったので、安心!
これは本当に助かりました
・出産手当金の振込3回目は、月末ではなく8/20になっていた
→遅れていたわけではなく、
産休が明けて育休に入り、働ける状態であったため、
給与計算のタイミングを加味したからだったようです
(例)
私の会社では、
勤怠の締めが月末、翌月25日に給与の支払が行われます。
産後休暇期間である、6/1〜6/10の出産手当金(いわゆる産休手当)は、
6月分の給与がいくらになるか計算、かつ、
いくら振り込まれたか、金額がわかってからの申請となりました。
6月末:6月の勤怠の締めが行われた
↓
7/25:6月分の給与が振り込まれた
↓
ここが終わってから、6/1〜6/10の出産手当金の申請が行われました
私の会社と加入している健康保険組合の場合で、上記のようなスケジュールになりましたが、多くの方は、出産から4ヶ月後にまとめて振り込みになることが多いようです。
産後休暇期間が終わった日を含む月の、給与計算が終わって、給与の振り込み有無が決まってからになるためです。
私の場合の「手当の振込 その3」のタイミングがちょうど出産4ヶ月後くらいでしたので、タイミングもあっていますね。
たまたま毎月分けて振り込んでくれる健康保険組合で本当に助かりました!
関東ITソフトウェア、さまさまです。
・出産育児一時金も振り込まれた?
私の場合、出産でお世話になった病院では、出産育児一時金の直接支払制度を利用できませんでした。
どういうことかというと、出産にかかった費用はとりあえず全部払ってね、あとで自分で申請して、出産育児一時金をもらってね、というものです。
一人目の時の病院では、出産育児一時金42万円の直接支払制度があったため、こちらが払った出産に関わる費用は、その42万円を引いた金額でしたが、
二人目の時の病院は、それがなかったため、なんと約70万円も持ち出しました😂
「直接支払制度」対象外の病院もあるので、それは妊娠時に要確認です!
対象外の場合には、42万円が一時的にでも出て行くので、かなりの痛手です。。。
3. 実際の出産手当金はいくらだった?
・出産手当金の計算方法
あらためて、超ざっくり言うと、
(毎月の額面給与(税金などがひかれる前の給与)+ 通勤手当)÷ 30 × 2/3
が、1日分の出産手当金(いわゆる産休手当)としてもらえます。
ここで一つ注意なのが、
「毎月の額面給与」というのが、休業に入る以前の12カ月間のものを平均したものとなります。
私の場合、こちらの記事で書いていますが、なんと産前休暇は0日でした。
*産前休暇は出産日も含みます
なので、休業に入る以前の12ヶ月間、というのが、出産日(2019年4月15日)から12ヶ月前までなので、
2018年4月16日〜2019年4月15日
の期間の給料となります。
・標準報酬月額とは?
ちょっとめんどくさくなってきますが、頭をクリアにして、あわてずに読んでください😂
さきほど、出産手当金の計算式で、
(毎月の額面給与(税金などがひかれる前の給与)+ 通勤手当)÷ 30 × 2/3
と案内しましたが、
(毎月の額面給与(税金などがひかれる前の給与)+ 通勤手当)
こちらの部分は、実は「標準報酬月額」と言われるものになり、毎月の額面給与と通勤手当を足した金額が当てはまる等級を確認する必要があります。
*標準報酬月額には、ボーナスや他の手当なども含む場合がありますので、ご自身のケースについてはしっかりご確認ください
普段払っている厚生年金や、社会保険料は、こちらの標準報酬月額の等級にしたがって計算されていますが、
出産手当金も、「健康保険」から出るので、標準報酬月額というものを採用しています。
標準報酬月額の等級についてはこちらから調べられます。
例に出した、毎月の額面給与30万円、通勤手当3万円の方の場合は、
33万円
↓
330,000円以上 ~ 350,000円未満の等級に該当する
↓
標準報酬月額は34万円
となります。
・実際に払われた出産手当金の金額は?
現在の私の年収は500万円オーバーですが、ずっとこの金額ではなく、産休に入る前12ヶ月の間に、なんと2回も給料に変更がありましたので、ちょっと複雑でした。
〜2018年11月 額面給与 35万円(時短勤務のため)
2018年12月 額面給与 40万円(時短勤務をやめフルタイム勤務に)
2019年1月〜 額面給与 41万円(昇級のため)
通勤手当は 月額17,310円 で一年間変化なしです。
ならすとだいたい年収450万円〜年収500万円くらいなので、そのレンジの年収の育休中ワーママには参考になるかと思います。
よって、標準報酬月額は以下のようになりました。
期間 | 給料 | 通勤手当 | 合計額 | 標準報酬月額 |
〜2018年11月 | 350,000 | 17,310 | 367,310 | 360,000 |
2018年12月 | 400,000 | 17,310 | 417,310 | 410,000 |
2019年1月〜 | 410,000 | 17,310 | 427,310 | 440,000 |
この表の前提で、私の一日あたりの出産手当金は、8187円でした。
こちらを標準報酬月額にしてみると、
8187円 × 3/2 × 30日= 368,415円
でした。
ちょっと中途半端な金額ですが、12ヶ月の間に2度給料が変わっているので、このような金額になっていました。
厳密な計算方法は、労務の方や社労士さんにご確認をお願いいたします。
・実際に払われた出産手当金の総額とスケジュール
以下、実際に支払われた私の出産手当金とスケジュール一覧です。
出産日が2019年4月15日ですので、1ヶ月半後には、初回の手当金と、出産一時金、付加金が支払われました。
振込日 | 手当の期間 | 金額 | |
2019.5.31 | 4/16~4/30 | 122,805円 420,000円 90,000円 | *420,000円は出産育児一時金 *90,000円は関東ITS健保の出産育児付加金 |
2019.6.28 | 5/1~5/31 | 253,937円 | |
2019.8.20 | 6/1~6/10 | 81,870円 | |
出産手当合計 | 458,612円 |
こちら見ていただくと、手当金が少ない?と思われるかもしれませんが、私は「産前休暇は0日」でしたので、「産前休暇分の出産手当」はもらっていません。
なぜ産前休暇は0日だったのか、0日なんてありえるのか、はこちらの記事をご覧ください。↓
4. まとめ
産休中のお給料のかわりとして産休手当(出産手当)が入金される時期、本当に気になりますよね。
だいたい出産4ヶ月後に入る、と言われても、金額も少なくないので待ちきれないものです。
私の実際のスケジュールと金額を紹介させていただきましたが、給料や会社、加入している健康保険組合によっても前後することも多々ありますので、
自分の場合はどうなるのか、調べた上でしっかり確認するようにしてください。
付加金などが出て、ちょっとボーナス!になるような場合には、ウェルスナビやクラウドクレジットのような少額からでもできる投資もオススメです🎶

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